野球ノートは、
「書いたほうがいい」と言われることは多いのに、
続かなかったり、効果が見えなかったりすることも多いものです。
- 毎日書かせようとして親子で疲れた
- 何を書けばいいか分からない
- ノートが作業になってしまった
もし、そんな経験があるなら、
それはやり方が悪いのではなく、目的が整理されていないだけです。
このページでは、
野球ノートを「うまく書く方法」ではなく、
意味のあるものにする考え方と書き方を整理します。
野球ノートは「上達の道具」ではない
まず大切な前提があります。
野球ノートは、
書いたから上手くなるものではありません。
ノートの役割は、
- 自分の状態を言葉にする
- 気づきを残す
- 振り返る材料を作る
この3つだけです。
つまり、
上達は練習で起きるものであり、
ノートは「考えるきっかけ」にすぎません。
ここを勘違いすると、
- きれいに書かせようとする
- 毎日書かせようとする
- 内容をチェックしすぎる
といった方向にズレていき、
ノートが義務や管理になってしまいます。
効果が出ない野球ノートの共通点
うまくいかないケースには、共通点があります。
- 毎日必ず書かせている
- 文章量が決められている
- 正解を書かせようとしている
- 親が内容を評価している
この状態では、
ノートは「考える場」ではなく
評価される提出物になります。
すると子どもは、
- 無難なことを書く
- 本音を書かない
- 早く終わらせようとする
結果、
ノートは続いても、意味は薄れていきます。
野球ノートで一番大切なことは「目的」
効果を出すために、
最初に決めるべきことは1つだけです。
「このノートは何のためか」
おすすめの目的は、これです。
今日の練習や試合を、
あとから思い出せる材料を残すこと
これだけで十分です。
- 反省がなくてもいい
- 上手くいったことだけでもいい
- 一言だけでもいい
完璧に書く必要はありません。
効果的な野球ノートの基本構成
迷ったら、次の3つだけ書けばOKです。
① 今日やったこと(事実)
- 練習内容
- 試合で出たポジション
- 打席数、守備機会など
感情や評価は入れません。
事実だけで大丈夫です。
② 気づいたこと(感覚)
- 打ちやすかった
- 走るのがきつかった
- 声が出せた
上手・下手ではなく、
感じたことを書きます。
③ 次に試したいこと(一つだけ)
- 次はここを意識する
- これをもう一回やってみたい
欲張らず、一つだけがポイントです。
毎日書かなくてもいい
よくある誤解ですが、
野球ノートは毎日書かなくても構いません。
おすすめは、
- 練習が濃かった日
- 試合があった日
- 気持ちが動いた日
だけで十分です。
「書く日を選べる」
それだけで、ノートは続きやすくなります。
親がやってはいけない関わり方
一番気をつけたいのは、ここです。
- 内容を細かくチェックしない
- アドバイスを書き込まない
- 他の子と比べない
親がやるべきことは、たった一つ。
「そう思ったんだね」と受け止めること
それだけで、
ノートは「安全な場所」になります。
ノートは「振り返る」ことで意味を持つ
書きっぱなしでは、効果は半分です。
おすすめなのは、
- 1週間後
- 試合前
- スランプを感じたとき
に、少しだけ読み返すこと。
「前も同じこと書いてたな」
それに気づけた時点で、
ノートは十分役割を果たしています。
野球ノートは「続けるもの」ではなく「使うもの」
最後に、いちばん伝えたいことです。
野球ノートは、
- たくさん書くためのものでも
- きれいに書くためのものでもありません。
考える材料として、使えれば成功です。
書かない時期があってもいい。
途中でやめてもいい。
また必要になったら、
戻ってくればいい。
それくらいの距離感が、
一番長く、自然に続きます。
まとめ|野球ノートは「考えを置く場所」
- 正解を書かせない
- 毎日書かせない
- 評価しない
この3つを守るだけで、
野球ノートは意味を持ち始めます。
野球ノートは、
上達を強制する道具ではなく、
子どもの考えを置いておく場所です。
必要になったとき、
またここに戻ってきてください。
あなたの家庭に合う形が、
きっと見つかります。



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