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少年野球が「めんどくさい」と感じる保護者のための完全ガイド

少年野球の「めんどくさい」を解消する方法 少年(学童)野球について

はじめに|「めんどくさい」と思ったあなたは、間違っていない

少年野球は、楽しい。
子どもが頑張る姿を見るのは、親として本当にうれしい。

それでも――
正直、めんどくさい。

連絡が多い。
当番が多い。
気を遣う。
人間関係がしんどい。

「なんでここまでやらなきゃいけないんだろう」
「うちだけ負担が多くない?」
「正直、もう疲れた…」

もし、あなたが今そう感じているなら、
それは甘えでも、わがままでもありません。

私自身、
少年野球で 父母会長を1年間経験し、
同じように何度も「めんどくさい」「辞めたい」と思いました。

特に、少年野球を支えているのが母親の場合、
この「めんどくさい」は、想像以上に重くなりがちです。

仕事、家事、きょうだいの世話。
その上で、連絡・当番・人間関係。

「私ばっかり頑張ってない?」
そう感じてしまう瞬間があるのは、
あなただけではありません。

このページは、
少年野球に関わる保護者が感じる
「めんどくさい」の正体を言語化し、整理し、軽くするためのページです。

解決策を押し付ける前に、
まずは 「なぜそう感じるのか」 を一緒に整理していきましょう。


少年野球で「めんどくさい」と感じる正体

少年野球がしんどく感じる理由は、
決して「野球そのもの」ではありません。

多くの場合、原因は次の3つに集約されます。

こうした「めんどくさい」という感情は、
決して個人の性格や気持ちの弱さが原因ではありません。

少年野球という仕組みそのものが、
親の負担を積み上げやすい構造になっています。

その全体像は、こちらのページで整理しています。

👉少年野球がめんどくさいと感じる理由を構造で整理したページ

親の手伝いが多すぎて、終わりが見えない

少年野球で最初にぶつかる壁。
それが 親の手伝いの多さ です。

・練習準備
・片付け
・当番
・試合運営
・イベント
・連絡係

しかもこれが、
「一度きり」ではなく
毎週・毎月・1年間ずっと続く。

私が父母会長をやっていて一番しんどかったのは、
**「終わりが見えないこと」**でした。

誰かが感謝してくれるわけでもない。
成果が目に見えるわけでもない。
それでも、やらなければ回らない。

気づけば、
「野球を応援する親」ではなく
「運営を回す人」になっている。

これが積み重なると、
楽しさより先に
「またか…」という感情が出てきます。

少年野球ママが一番消耗しやすい「保護者の人間関係」

もう一つ、多くの親が口に出せずに悩むのが
保護者同士の人間関係です。

・言い方がきつい人
・距離感が近すぎる人
・不満を溜め込む人
・空気で物事が決まる雰囲気

少年野球は、
「同じ目的を持った大人が集まる場」ですが、
性格も価値観もバラバラです。

しかも、
子どもが絡むと感情が強くなる。

私自身、
「誰も悪くないのに、なぜか疲れる」
そんな場面を何度も経験しました。

表では笑顔。
裏では気疲れ。

この状態が続くと、
野球そのものではなく
人間関係が原因で“めんどくさい”と感じるようになります。

応援すら気を遣って疲れる…少年野球ママの本音

「今日は応援だけだから楽だよね」

本来、
少年野球の応援や観戦は
一番気楽で、楽しい時間のはずです。

でも、実際はどうでしょうか。

・声の出し方、合ってるかな
・あの親、さっきから見てるな
・言いすぎ?黙りすぎ?
・他のチームに失礼じゃないかな

気づけば、
プレーより周囲の空気を見ている自分がいませんか。

私も、
純粋に「ナイス!」と声を出す前に、
一瞬まわりを確認してしまうことがありました。

それが何度も続くと、
応援は“楽しむもの”ではなく
**「消耗する作業」**に変わっていきます。

なぜ応援だけで、こんなに疲れるのか?

理由はシンプルです。

少年野球の応援には、
明文化されていないルールが多すぎるから。

・熱心すぎるのはダメ
・冷めてるのもダメ
・出しゃばるのもダメ
・無関心に見えるのもダメ

つまり、
正解がないのに、評価だけは存在する状態です。

この環境では、
誰でも気を遣います。

しかも相手は
・他の保護者
・指導者
・ときには自分の子ども

「子どものために」と思うほど、
自分を抑え、空気を読み、
結果として疲れていく。

これは、あなたが弱いからではありません。
構造的に疲れる仕組みなのです。

応援・当番・人間関係が重なって疲れていく流れは、
多くの家庭で共通しています。

一つひとつは小さくても、
なぜ逃げ場がなくなっていくのか。

全体を俯瞰すると、見え方が変わります。

👉 少年野球で親がしんどくなりやすい全体構造

「良い親でいよう」とするほど、苦しくなる

多くの保護者が無意識に背負っているのが、
この思いです。

ちゃんとした親でいなきゃ
迷惑をかけちゃいけない
子どもの足を引っ張りたくない

この気持ち自体は、とてもまっとうです。

でも、
全部を一人で抱え込むと、必ず限界が来ます。

私自身、
・感情を出さない
・不満を言わない
・常に大人でいる

そうやって過ごしていた時期がありました。

結果どうなったか。

野球が嫌いになりそうになりました。
子どもの試合でも、心から楽しめなくなりました。

「良い親でいよう」とすることが、
逆に親自身を追い詰めていたのです。

「めんどくさい」と感じた瞬間は、立ち止まっていい

ここで、
一つだけはっきり伝えたいことがあります。

「めんどくさい」と感じた瞬間は、
もう十分頑張っている証拠です。

逃げではありません。
サボりでもありません。

それは、
自分のキャパを超えかけている
大切なサインです。

このサイトでは、
「全部やろう」とは言いません。

・減らしていいこと
・距離を取っていいこと
・考えなくていいこと

それを一緒に整理していきます。

「全部を抱えない」ことで、少年野球は続けられる

ここまで読んで、

・手伝いがしんどい
・人間関係に気を遣う
・応援すら疲れる

そう感じているなら、
まず知ってほしいことがあります。

全部をちゃんとやらなくても、
子どもは野球を続けられます。

これは理想論ではありません。
現場を1年間、ど真ん中で見てきての実感です。

👉 少年野球|自宅トレーニング完全ガイド【親向け】

向き合い方①「できること」と「やらなくていいこと」を分ける

多くの保護者が苦しくなる原因は、
これです。

やらなくていいことまで、
「やるべき」だと思い込んでいる

例えば、

・全ての行事に全力参加
・全員と無理に仲良くする
・毎回完璧な対応を目指す

これは、正直きついです。

まずやるべきなのは、
自分の中で線を引くこと

  • これはやる
  • これは最低限
  • これはやらない

この3段階で整理するだけで、
気持ちはかなり軽くなります。

「やらない」と決めることは、
無責任ではありません。
継続するための選択です。

向き合い方② 人間関係は「ほどよい距離」でいい

少年野球の人間関係で、
一番消耗するのはここです。

・全員に好かれようとする
・空気を読みすぎる
・不満を飲み込み続ける

でも、現実はこうです。

全員と分かり合う必要はありません。

仕事でもそうですよね。
合う人もいれば、合わない人もいる。

それと同じです。

・挨拶はする
・最低限の連携は取る
・でも深入りしない

これで十分です。

「冷たい親」ではなく、
自分を守れる親でいてください。

向き合い方③ 子どもを“言い訳”にしていい

これは、少し意外かもしれません。

でも、
子どもを理由にして断っていいんです。

・今日は子どもの体調を優先します
・家庭の事情で難しいです
・今回は参加できません

誰もあなたの家庭の事情を
完全には分かりません。

だからこそ、
自分で守るしかないラインがあります。

そして大事なのは、
それが子どもにとっても悪いことではない、
ということ。

無理して疲れ切った親より、
余裕のある親の方が、
子どもは安心します。

「辞める」か「続ける」かの前に、できることがある

少年野球がしんどくなると、
多くの人がこう考えます。

もう辞めた方がいいのかな
続けるのは無理なのかな

でも実は、
辞める・続けるの二択ではありません。

  • 関わり方を変える
  • 力の入れ方を変える
  • 距離感を調整する

この“間”の選択肢が、
ほとんど語られていないだけです。

このページは、
「辞めろ」とも「頑張れ」とも言いません。

しんどさを減らす選択肢がある
そのことを、伝えたいだけです。

👉 少年野球のめんどくさい話|父母会長として過ごした1年間の実体験記

ここでは、現場で感じやすい「しんどさ」に焦点を当てましたが、
少年野球全体を通して整理すると、
「じゃあどう関わるか」が見えてきます。

👉少年野球との関わり方を見直すための全体ガイド

まとめ|「めんどくさい」と思ったあなたは、もう十分やっている

少年野球を「めんどくさい」と感じたとき、
多くの人は自分を責めます。

・自分の心が狭いのか
・親として足りないのか
・周りはちゃんとやっているのに

でも、ここまで読んでくれたあなたは、
もう分かっているはずです。

それは、弱さでも甘えでもありません。


少年野球は、
想像以上に“親の負担”が大きい世界です。

見えない仕事
誰にも評価されない役割
正解のない人間関係

そこに、仕事や家庭が重なります。

しんどくならない方が、
むしろ不自然です。


大切なのは、
「全部ちゃんとやること」ではありません。

  • 自分を壊さずに続けること
  • 子どもに安心できる背中を見せること
  • 無理なときは無理だと言えること

それだけで、
もう十分“いい親”です。


このサイトは、
「頑張れ」と背中を押す場所ではありません。

頑張りすぎなくていい場所
しんどさを言葉にしていい場所
同じ立場の人が、ここにもいると分かる場所

そんな居場所でありたいと思っています。


もし今、

・もう限界かもしれない
・誰にも愚痴れない
・でも子どものために何とかしたい

そう感じているなら、
次は少しだけ具体的な話を読んでみてください。

感情を吐き出した先に、
「じゃあ、どうする?」を一緒に考えるページがあります。


次におすすめの記事

👉 少年野球のめんどくさい話|父母会長として過ごした1年間の実体験記
(しんどさの正体を、物語として整理しています)

👉 少年野球|自宅トレーニング完全ガイド【親向け】
(関わり方を“応援”に寄せたい人へ)

👉 少年野球ルール・仕組み完全ガイド
(「分からない」がストレスになっている人へ)


しんどいと感じたあなたは、
ちゃんと向き合ってきた人です。

ここでは、
その気持ちを置いていってください。

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