子どもが入院するなんて、正直それまであまり想像したことがありませんでした。
でもある日、体調不良がきっかけで、うちの子は入院することになりました。
入院した期間は4日間。
決して長い入院ではありませんでしたが、親としてはいろいろなことを考えた時間でした。
その中でも、いちばん気持ちが揺れたのは、やはり1日目だったと思います。
今回は、インフルエンザのあとに体調が悪化し、入院を決めた日のことを書きます。
同じように、子どもの体調不良で「休ませるべきか」「病院に行くべきか」と迷っている方の参考になればと思います。
インフルエンザのあと、体調が戻らなかった
きっかけはインフルエンザでした。
冬にはよくあることですし、最初は
「数日休めば元気になるだろう」
と思っていました。
でも、思ったより回復が遅かった。
熱だけの問題ではなく、
- 喉が痛いと言って食事が取れない
- 水分もあまり取れない
- ぐったりしている時間が長い
という状態が続いていました。
家ではお粥や雑炊など、食べやすいものを用意していましたが、それでも食べる量はかなり少なかったと思います。
この頃には、少年野球がどうこうというより、
ただ
「なんだか様子がおかしい」
「ちゃんと回復していない」
という不安の方が大きくなっていました。
点滴を打ちながら様子を見ていた
病院には何度か通っていました。
脱水を防ぐための点滴をしてもらい、その日は帰宅する。
そんな流れで様子を見ていました。
ただ、血液検査では炎症反応の数値が少し高い状態でした。
先生からは、
「一度入院して、点滴で抗生物質を入れながら、しっかり休んだ方がいいかもしれません」
という話がありました。
その言葉を聞いたとき、
「そこまでなのか」と思いました。
大げさな話ではなく、
家で休ませるだけでは少し足りない状態なんだと分かった瞬間でした。
入院するかどうか、親として判断する日だった
正直、少し迷いはありました。
でもその迷いは、野球をどうするかというより、
「本当に入院した方がいいのか」
「家で様子を見るのでは足りないのか」
という迷いでした。
ただ、子どもの様子を見ていると、その迷いは長くは続きませんでした。
ぐったりしていて、食事も取れない。
家で見るより、病院でしっかり診てもらった方が安心だと思いました。
そこで、入院することを決めました。
このとき改めて思ったのは、
迷ったら体を優先する
ということでした。
少年野球をしている家庭では、
- 練習を休んでいいのか
- 試合はどうするのか
- どこまで休ませるべきか
と考えてしまうことがあります。
でも、その前にあるのは体調です。
少年野球は大切でも、
その土台になるのは、やっぱり子どもの体でした。
体調不良のとき、少年野球をどこまで休ませるべきか迷う方へ。
▶ 少年野球を休むのは不安?
子どもも、嫌だけど頑張ると言った
入院することを伝えたとき、子どもは当然嫌がりました。
それでも、
「入院は嫌だけど、パパが一緒にいてくれるなら頑張る」
と言ってくれました。
その言葉を聞いて、私が付き添いをすることを決めました。
親としてできることは多くありません。
治療ができるわけでもないし、熱を代わってあげることもできない。
でも、そばにいることはできる。
その日は、そんな気持ちで病院に入りました。
病室に入ったのは昼過ぎ
入院が決まったのは午前中でした。
そこから検査や手続きがあり、実際に病室に入れたのは昼過ぎ、1時から2時くらいだったと思います。
病室に入ると、すでに食事が用意されていました。
病院食なので、味はかなり薄めです。
大人が食べると「もう少し味があってもいいかな」と思うような食事でした。
でも子どもは、それを見て
「おいしい」
と言って食べていました。
家では喉が痛くて、お粥や雑炊ばかりだったので、
久しぶりの“普通のご飯”だったのかもしれません。
全部は食べられませんでしたが、それでも半分くらいは食べることができました。
その姿を見て、少しだけ安心しました。
一度家に戻り、荷物を取りに行く
そのあと私は一度家に戻ることになりました。
入院の準備をほとんどしていなかったからです。
しかもその時は、妻も体調を崩していて、動ける状態ではありませんでした。
なので、
- 子どもの着替え
- 必要な荷物
- 自分の付き添い用の荷物
をまとめて、私が一度家に帰り、また病院へ戻ることになりました。
こういう時、親は淡々と動くしかありません。
でも内心はかなりバタバタしています。
まずは、安心して休める環境を作ること
病院に戻ってからは、子どもと一緒に病室で過ごしました。
今回は個室だったので、その点はかなりありがたかったです。
周りを気にしすぎずに済みましたし、子どもも少しは落ち着けたと思います。
私はパソコンも持ち込んでいたので、少し仕事をしながら、子どもの様子を見るような時間でした。
でも、その日の一番の目的は仕事ではなく、
子どもが安心して休める環境を作ること
それだけでした。
少年野球をしていると、日常の中にいつも予定があります。
練習、試合、自主練、送り迎え。
でもこの日は、そういう流れをいったん全部止めて、
ただ休むことを優先する日でした。
夜になると、また熱が上がった
夕食も出ましたが、やはり全部は食べられませんでした。
ご飯は少し食べられる。
でも、おかずは残してしまう。
それでも、家にいた時よりは食べる力が少し戻ってきているようには見えました。
この日は
- 点滴
- 抗生物質
- 水分補給
をしながら過ごしていました。
ただ、夜中になると39.9度近い熱が出てしまいました。
氷枕を替えたり、解熱剤を使ったりしながら、様子を見る。
入院したからすぐ安心、という感じではありませんでした。
むしろ1日目は、ずっと緊張感がありました。
1日目は、休ませると決める日だった
入院1日目は、かなりバタバタした一日でした。
体調は落ち着いたり、また熱が上がったりと変化があり、私自身もほとんど眠れませんでした。
でも、この日を振り返って一番強く思うのは、
休ませると決めるのも親の役割だ
ということです。
少年野球をしていると、休む判断は簡単ではありません。
本人も行きたがるし、親も「これでいいのかな」と迷います。
それでも、体調が悪いときにまず優先するのは体です。
今は休む時だと決める。
まず整えることを選ぶ。
その判断ができることも、親として大事な役割なんだと思いました。
練習や試合より先に考えたい、親の体調管理の判断についてはこちら。
▶ 少年野球の体調管理と親の判断
こうして、入院生活の1日目が終わりました。
次は、入院2日目の話です。
少し落ち着いてきた中で、子どもがぽつりとこぼした
「試合に行きたかった」
という言葉が、強く残っています。
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