もし自分の子どもが、もう一度幼稚園や小学校1年生に戻るとしたら。
少年野球の関わり方や練習のさせ方で、「今ならこうするのに」と思うことがいくつかあります。
その中でも、特に強く思うのが、
低学年のうちにティーボールや柔らかいボールを使った守備練習をもっとやらせたい
ということです。
少年野球では、どうしても
- 打つ
- 投げる
- 試合に出る
といったことに意識が向きやすいです。
でも実際に低学年の時期に大切なのは、
ボールを怖がらずに動けることと、
守備の基本動作を体に覚えさせること
だと思っています。
この記事では、「もし今もう一度やり直せるなら自分ならどうするか」という視点で、
- なぜ低学年ではティーボールが有効だと思うのか
- 軟式ボールを急がなくていい理由
- 守備の基本を早くから覚えさせる意味
- 低学年で取り入れやすい代用品
を整理していきます。
低学年の守備練習は「上手くなること」より「怖がらないこと」が先です
小学校1年生や2年生、あるいは野球を始めたばかりの時期は、まだボールに慣れていない子が多いです。
この時期にいきなり軟式ボールで本格的な守備練習をすると、
- ボールが怖い
- 捕るのが怖い
- 体の前に入れない
- 思い切って向かっていけない
ということが起きやすくなります。
もちろん、少しずつ慣れていくことは大切です。
ただ、最初の段階で「怖い」という感覚が強くつきすぎると、守備そのものに苦手意識がつきやすくなります。
だからこそ低学年では、
軟式ボールで本格的にやることよりも、
ティーボールや柔らかいボールで、まず思い切って動ける環境を作ること
の方が大切だと思います。
もしやり直せるなら、3年生くらいまではティーボールをもっと使います
もし今、自分の子どもが小学校1年生や幼稚園に戻るなら、自分ならかなり意識してティーボールを使うと思います。
特にやらせたいのは、
ティーボールを使った守備練習です。
理由はシンプルです。
ティーボールなら、
- ボールを怖がりにくい
- 思い切って取りにいける
- 失敗を恐れずに動ける
- 守備の基本動作を反復しやすい
からです。
低学年のうちは、いきなり難しいことをやるより、
「守備ってこうやって動くんだ」という感覚を体に入れる方が大事です。
それをやるには、ボールへの恐怖心が少ない環境の方が圧倒的にやりやすいです。
だから今なら、少なくとも小学校3年生くらいまでは、ティーボールをかなり積極的に使って守備練習をやらせたいと思います。
低学年のうちに覚えさせたいのは「守備の基本動作」です
低学年のうちに一番大事だと思うのは、守備で覚えるべき基本を早めに体へ入れておくことです。
たとえば、
- ゴロに入るときの足の使い方
- 正面に入る感覚
- 前に出る感覚
- 捕ってから次の動きに入る流れ
- ボールに向かう姿勢
こういったものです。
高学年になってからでももちろん覚えられます。
ただ、低学年のうちから体に入っている子は、上の学年に行ってからかなり強いです。
なぜなら、高学年では
- 打球が速くなる
- 守備範囲が広がる
- 試合での判断が増える
ので、そこから一気に基本動作を覚えるのは大変だからです。
だからもしやり直せるなら、
低学年の時期にもっとしっかり守備の土台を作っておきたい。
これはかなり強く思うところです。
ティーボールは「守備の型」を覚えるにはかなり向いています
ティーボールというと、「小さい子向けの簡単な野球」という印象を持つかもしれません。
でも実際には、ティーボールは低学年の守備練習にかなり向いています。
なぜなら、
- 打球に向かう
- 体を入れる
- 捕る
- 投げる
という野球の基本が、怖さを減らした状態で反復しやすいからです。
低学年では、技術以前に
思い切ってプレーできるかどうか
がかなり大事です。
その意味で、ティーボールはただ簡単なだけではなく、
守備の基本を安心して覚えさせやすい道具
だと思います。
低学年の守備で大事なのは「成功体験」を先に作ることです
低学年の守備練習で見落としやすいのが、成功体験の大切さです。
守備が苦手になる子は、技術が足りないというより先に、
- 怖かった
- うまく捕れなかった
- 怒られた
- 痛かった
という記憶が強く残ってしまうことがあります。
そうなると、守備はどんどん消極的になりやすいです。
逆に、
- 捕れた
- 前に出られた
- 思い切っていけた
- 怖くなかった
という経験があると、次も動きやすくなります。
だから低学年の守備練習では、
「難しい打球を処理させる」よりも、
まずは成功しやすい形を作ること
が大事だと思います。
左打ちへの切り替えも、もっと早くやればよかったと思っています
もしやり直せるなら、もうひとつ思うのが
最初から左バッターにしたい
ということです。
実際には、1年から1年半ほどやってから左打ちに切り替えたので、最初はかなり苦労しました。
- ボールに当たらない
- タイミングが合わない
- 本人もやりにくい
- こちらも見ていてもどかしい
こういう時期がありました。
もちろん、途中からでも切り替えることはできます。
でも、もし最初からやるなら、もっと自然に入れたかもしれないと思います。
このあたりも含めて、低学年の時期は
結果を急ぐより、将来につながる土台をどう作るか
を考えるべきだったなと感じます。
ティーボールが高いと感じるなら、ウレタンボールでもかなり使えます
ティーボールの道具は、本格的にそろえようとすると少し高いと感じることもあります。
そこがネックになる家庭もあると思います。
でも、そこまで本格的に用意しなくても、
ウレタンボールのような柔らかいボールを使うだけでもかなり違う
と思います。
ウレタンボールなら、
- 軟式ボールより怖くない
- 安いものも多い
- 家庭で取り入れやすい
- 守備練習やキャッチボールに使いやすい
という良さがあります。
つまり、
- 本格的にティーボールをそろえる
- 難しければ柔らかいボールを使う
というように、家庭で無理なく取り入れられる形を選べばいいと思います。
大事なのは、
「何の道具を買うか」より、
低学年のうちに怖さを減らしながら守備の基本を入れること
です。
低学年では「怖がらずに動けること」が上達の土台になります
野球を始めたばかりの子どもにとって、守備が苦手になる一番大きな理由のひとつは
ボールへの怖さ
だと思います。
- 顔に当たりそう
- 指が痛そう
- 速い打球が怖い
- うまく捕れないのが怖い
こうした気持ちが強いと、どうしても守備の動きが小さくなります。
でも低学年の時期に、ティーボールや柔らかいボールで
- 思い切って前に出る
- ボールに向かう
- 捕って投げる
- 失敗してもまたやる
という経験を積んでおくと、その後の伸びがかなり変わります。
だから今もし低学年の育成をやり直せるなら、
自分ならまずここを徹底したいです。
低学年の守備練習で親が気をつけたいこと
低学年の守備練習では、親の関わり方もかなり大事です。
特に気をつけたいのは、
- いきなり結果を求めすぎない
- 怖がっていることを軽く見ない
- できなかったことより、できたことを残す
- 反復より先に「嫌にならないこと」を意識する
ことです。
低学年の時期は、
上手くなるスピード以上に、
野球を嫌いにならずに続けられるか
が大きいです。
その意味でも、守備練習は
「厳しく仕込む時間」ではなく、
安心して動ける土台を作る時間
として考えた方がうまくいきやすいと思います。
まとめ|低学年の守備は「怖くない環境」で基本を入れるのが大事です
もし今、子どもの野球を最初からやり直せるなら、自分なら低学年のうちにもっとティーボールや柔らかいボールを使って守備練習をやらせたいと思います。
理由は、
- ボールを怖がりにくい
- 思い切って動ける
- 守備の基本を体に入れやすい
- 高学年になってから活きる土台になる
からです。
低学年では、いきなり軟式ボールで本格的にやることより、まずは
怖がらずに動けること
守備の基本動作を覚えること
の方が大切だと思います。
ティーボールが難しければ、ウレタンボールでも十分入り口になります。
今振り返ると、低学年の時期はもっとここに時間を使ってよかったと思います。
もし今、小さい子どもの守備練習をどうするか迷っているなら、
まずは「硬いボールで頑張らせる」より、
柔らかいボールで思い切り動ける環境を作ること
から始めてみるのがおすすめです。



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