少年野球の試合が終わったあと、
子どもと「反省会」をするべきかどうか。
これはSNSなどでもよく話題になるテーマです。
- 帰りの車では野球の話をしない方がいい
- 反省会は子どもを追い込むだけ
- いや、振り返りは必要だと思う
いろいろな意見があります。
実際、このテーマに正解はひとつではないと思います。
子どもの性格も違いますし、親の関わり方も違います。
学年やチーム環境によっても、合うやり方は変わるはずです。
そのうえで今回は、
わが家では試合後にどんな反省会をしているか
を整理して書いてみます。
結論から言うと、
わが家では少年野球の反省会は、どちらかと言えば必要だと考えています。
ただし、ここで言う反省会は、
- 責める時間
- ミスを追及する時間
- 怒る時間
ではありません。
わが家でやっているのは、
プレーを思い出して、次につなげるための会話です。
特に低学年の子どもにとっては、
良いプレーも悪いプレーも、時間が経つとすぐに薄れてしまいます。
だからこそ、家に帰ってから少しだけ振り返る意味があると思っています。
少年野球の反省会は必要か?わが家の結論
「少年野球の反省会は必要ですか?」と聞かれたら、
私の答えは時と場合によるけれど、基本的には必要だと思うです。
少し逃げた言い方に聞こえるかもしれませんが、本当にそう思っています。
なぜなら、反省会には大きく2つの役割があるからです。
- うまくいかなかったプレーを次に活かすこと
- うまくいったプレーを自信として定着させること
反省会という言葉だと、
どうしても「悪かったことを振り返る時間」のように聞こえます。
でも、わが家ではむしろ
良いプレーのときこそ反省会が大事だと思っています。
「なぜうまくいったのか」
「何を考えてそのプレーをしたのか」
そこを言葉にできると、次にもつながりやすいからです。
試合後の反省会で一番大事なのは「責めないこと」です
少年野球の試合後に振り返りをするなら、
最初に大事にしたいのは責める空気にしないことです。
試合のあと、子どもはすでに
- うまくいかなかった悔しさ
- ミスをした恥ずかしさ
- 打てなかったモヤモヤ
を抱えていることが多いです。
そこに親が感情のまま
- なんであそこ投げたの?
- なんで打てないの?
- ちゃんと見てなかったでしょ
と入ってしまうと、振り返りではなく、ただのダメ出しになってしまいます。
わが家で意識しているのは、
評価する前に、まず本人の頭の中を聞くことです。
うまくいかなかったプレーの反省会で聞いていること
うまくいかなかったプレーがあったとき、
わが家が最初に聞くのは、
「何がうまくいかなかったの?」
ではなく、
「そのとき何を考えていたの?」
です。
たとえば、
- エラーをした
- 三振した
- チャンスで打てなかった
- 投げる場所を間違えた
- フィルダースチョイスになった
こういった場面があったとします。
そのときに、ただ
「なんで失敗したの?」
と聞いてしまうと、子どもは苦しくなりやすいです。
でも、
- 何を考えて守っていたのか
- 何を考えて打席に立っていたのか
- その瞬間、何を見ていたのか
を聞くと、そのプレーの中身が見えてきます。
反省会では「なぜそうしたか」を掘り下げます
たとえば、ショートを守っていて、
ランナー二塁の場面でゴロが飛んできたとします。
そのときに一塁へ送球して、
結果として二塁ランナーを進めてしまったとします。
このとき、わが家ならまず
「なんで一塁に投げたの?」
と聞きます。
でもこれは責めるためではなく、
- ランナー二塁にいることを忘れていたのか
- アウトカウントを勘違いしていたのか
- 二塁ランナーは見えていたのか
- 何も考えず一塁に投げてしまったのか
を整理するためです。
もし子どもが
「二塁ランナーがいるのを忘れてた」
「2アウトだと思ってた」
と答えたなら、
- じゃあ次はどうする?
- ランナーの位置を先に確認しようか
- アウトカウントも見ておこうか
という話になります。
また、
「ランナー二塁なのは分かってたけど、何も考えず一塁に投げちゃった」
という答えなら、
- じゃあ次は、ゴロを捕る前に何を確認する?
- 二塁ランナーが飛び出したらそっちを見るって考えて守ってみようか
という次の一手につながります。
つまり、反省会は
失敗を責めるためではなく、
次にどうするかを一緒に見つけるための時間です。
低学年の反省会は「記憶を定着させる意味」が大きいです
特に低学年の子どもは、
試合中に起きたことをその場では覚えていても、時間が経つとかなり忘れます。
- 何が起きたか
- どう考えていたか
- 何を間違えたか
- 本当はどう動けばよかったか
こうしたことは、その日のうちに少し整理しておかないと流れてしまうことが多いです。
だからわが家では、
家に帰ってから軽く振り返ることを大事にしています。
これは反省会というより、
記憶を定着させるための復習
に近いかもしれません。
高学年になれば、自分で整理できる子も増えると思います。
でも低学年のうちは、やはり大人が問いかけてあげた方が整理しやすいと感じています。
良いプレーをしたときの反省会こそ大事です
これはかなり大事だと思っていることです。
わが家では、
うまくいかなかったときだけでなく、
うまくいったときにも反省会をします。
たとえば、
- 二塁ランナーをしっかり牽制して一塁でアウトを取れた
- 右打ちでランナーを進められた
- 中継プレーで正しい位置に入れた
- ちゃんと考えて守れた
こういうプレーがあったときに、
「何を考えてそのプレーをしたの?」
と聞きます。
なぜなら、
良いプレーができたときに頭の中で考えていたことを言葉にできると、
その成功体験がより強く残るからです。
良いプレーは「褒めるだけ」で終わらせない方が残ります
良いプレーをしたとき、つい
- ナイスプレーだったね
- すごかったね
- よくやったね
で終わりがちです。
もちろん、それも大切です。
褒めること自体はすごく大事です。
でも、そこにもう一歩加えて
「何を考えていたの?」
と聞いてあげると、
ただ褒められた記憶ではなく、
再現できるプレーの記憶になります。
たとえば、
- ランナー二塁がいるから、まずそこを見ようと思っていた
- 飛び出していなかったから一塁に投げた
- 右方向に転がそうと思って打席に立った
- カバーに入ることを最初から頭に入れていた
こうした考えが言葉になると、
子ども自身の中で
「自分は考えてプレーできた」
という感覚が残ります。
これは自信にもつながります。
わが家が反省会で気をつけている5つのこと
1. まず事実を聞く
いきなり評価せず、何が起きたのかを本人の口から聞きます。
2. 「何を考えていたか」を聞く
ミスそのものより、その前の思考に注目します。
3. 次どうするかを一緒に考える
「ダメだったね」で終わらせず、次の行動に変えます。
4. 良いプレーも必ず振り返る
失敗だけで終わると、反省会が重いものになりやすいです。
5. 責める空気にしない
あくまで、記憶の定着と次につなげるための会話にします。
「反省会をしない方がいい」という意見も分かります
もちろん、
「少年野球の反省会はしない方がいい」という意見も分かります。
- 帰りの車ではそっとしておいた方がいい
- 試合後に言われるとしんどい
- 野球が嫌になる
- 子どもの性格によっては逆効果
これも本当にその通りだと思います。
だから、どの家庭にも同じやり方が合うとは思いません。
大事なのは、
反省会をするかしないかではなく、
その家庭の子どもに合う形になっているかです。
わが家では今のところ、
問いかけを通じて記憶を定着させたり、自信につなげたりする意味で、このやり方が合っていると感じています。
反省会が向いている家庭と、向かない家庭
加筆しておきたいのは、この視点です。
反省会が向いている家庭
- 子どもが話すことを嫌がらない
- 親が感情的になりすぎない
- 会話として振り返れる
- 成功体験も一緒に残したい
反省会が向きにくい家庭
- 試合後すぐにダメ出しになりやすい
- 親子ともに感情が強く出やすい
- 子どもが話すと萎縮してしまう
- 毎回重たい空気になる
こうして見ると、反省会は
正しいか間違いかではなく、
家庭に合うかどうか
で考えた方がいいと思います。
まとめ|わが家の反省会は「責める時間」ではなく「次につなげる時間」です
少年野球の反省会をするべきかどうか。
これに絶対の正解はないと思います。
ただ、わが家では
- 失敗したプレーを整理する
- 良いプレーの理由を言葉にする
- 記憶を定着させる
- 次のプレーにつなげる
という意味で、反省会は必要だと思っています。
特に低学年のうちは、
プレーをそのまま流してしまうと忘れやすいです。
だからこそ、
- 何が起きたか
- 何を考えていたか
- 次はどうするか
を少しだけ言葉にする時間があると、成長につながりやすいと感じています。
そして、うまくいかなかったプレーだけでなく、
うまくいったプレーも振り返ること
がかなり大事です。
良いプレーの理由を言葉にできると、
それは自信になりますし、次にも活きます。
わが家の反省会は、反省というより
次につなげるための会話です。
もし試合後の関わり方で迷っているなら、
責めるのではなく、問いかける形で取り入れてみるのもひとつの方法かもしれません。


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