少年野球をやっていると、
ストレッチや柔軟は後回しになりやすいです。
まずはキャッチボール。
まずは素振り。
まずはノック。
時間があったら、最後に少しだけ。
たぶん、こうなりやすいと思います。
でも実際には、
ストレッチや柔軟こそ、後回しにしすぎると危ないものです。
子どもは元気です。
多少疲れていても動けてしまいます。
少し張っていても、言わないことがあります。
しかも野球が好きな子ほど、
無理をしてでもやろうとします。
だからこそ、
ストレッチや柔軟は「余ったらやるもの」ではなく、
野球を長く続けるための土台として考えたいです。
このページでは、
ストレッチや柔軟を
「上手くなるための特別メニュー」
としてではなく、
壊れずに続けるための準備
として整理していきます。
少年野球でストレッチが後回しになりやすい理由
ストレッチは、成果が見えにくいです。
ヒットが打てるようになるわけでもない。
球速がすぐ上がるわけでもない。
目に見えて褒められることも少ない。
だから、どうしても後回しになります。
子どもからしても、
- ちょっと面倒
- すぐ終わらせたい
- 練習した感じがしない
となりやすいです。
でも、後回しになりやすいものほど、
意識して残していかないと消えます。
そして、消えたときに困るのは、
だいたい後になってからです。
肩が重そう。
走り方が硬い。
疲れが抜けない。
なんとなく動きが悪い。
そうなってから慌てるより、
普段から少しずつ入っていた方がいいです。
フルスイングファンでは、
こういう地味なものほど、
派手さより継続で考えます。
ストレッチや柔軟は、上手くなるためより壊さないために大事
ここはかなり大事です。
ストレッチや柔軟というと、
つい「体が柔らかい方がいい」くらいの話になりがちです。
でも少年野球で本当に大事なのは、
柔らかさ自体よりも、
無理な状態で練習を続けないこと
です。
野球では、
- 投げる
- 振る
- 走る
- しゃがむ
- 急に止まる
- 急に動く
こういう動きが何度も出てきます。
その中で、
体が硬いまま、疲れが残ったまま、張ったまま動き続けると、
少しずつ無理がたまりやすくなります。
ストレッチや柔軟は、
一回やっただけで劇的に何かが変わるものではありません。
でも、
- 張りをためにくくする
- 動き出しを少し楽にする
- 練習後の切り替えを作る
- 無理な力みを減らす
という意味では、かなり大事です。
だから、
「これで上手くなるのか?」ではなく、
これをやらないまま続けて大丈夫か?
で考えた方が、少年野球では現実的です。
大事なのは、長くやることではなく消えないこと
ここで一番言いたいのはこれです。
ストレッチや柔軟は、
完璧にやることより、
習慣から消えないことの方が大事です。
よくある失敗は、
- 毎回しっかりやろうとする
- 10分以上かけようとする
- 全部の部位をやろうとする
- 正しい順番にこだわりすぎる
ことです。
そうすると、まず続きません。
特に平日は、
- 学校がある
- 宿題がある
- チーム練習がある
- 自主練の時間も限られる
その中で、ストレッチまで完璧にやるのはなかなか大変です。
だから家庭では、
- 練習前に少し体を動かす
- 練習後に少し整える
- 家でテレビを見ながら少しやる
- 今日はこれだけ、で終える
このくらいで十分です。
フルスイングファンでは、
正しいけど続かない形より、
少しゆるくても残る形をおすすめします。
練習前と練習後では意味が少し違う
ストレッチや柔軟は、
同じように見えても、やるタイミングで役割が少し変わります。
練習前
練習前は、
じっくり伸ばすというより、
体を動かしやすい状態にしていくイメージです。
いきなり投げる、いきなり振る、いきなり走る。
これが一番雑になりやすいです。
だから練習前は、
- 少し体を動かす
- 肩や股関節を回す
- 下半身を動かす
- 体が起きる感じを作る
このくらいで考えた方が使いやすいです。
練習後
練習後は、
使った体をそのまま終わらせない時間です。
頑張ったあとに、少し整える。
疲れをゼロにするわけではなくても、
切り替える時間があるだけで違います。
家でやるとき
家では、
「練習のついで」より
日常の中に少し入れる方が残りやすいです。
お風呂の前、寝る前、テレビの前。
そういうところに入る方が、結果的に続きます。
少年野球で優先したいのは、よく使う場所です
全部を完璧にやろうとしなくて大丈夫です。
家庭でまず意識したいのは、
野球でよく使う場所を後回しにしないことです。
たとえば、
肩まわり
投げる、捕る、振る。
野球ではいつも使います。
股関節まわり
走る、踏み出す、しゃがむ、回る。
動きの土台になりやすい場所です。
もも裏・おしりまわり
走ることにも、守備にも、踏ん張ることにもつながります。
足首まわり
止まる、切り返す、踏み込む。
地味ですがかなり大事です。
全部を細かくやる必要はありません。
まずは、よく使うところを雑にしないで十分です。
親が細かく言いすぎると、だいたい続かない
ストレッチや柔軟になると、
親はつい口を出したくなります。
- もっと伸ばして
- そこじゃない
- まだ足りない
- ちゃんとやって
でも、これをやりすぎると、
子どもはだんだん嫌になります。
ストレッチは、もともと楽しい練習ではないことが多いです。
そこに細かいダメ出しが増えると、
「やりたくない時間」になりやすいです。
だから家庭では、
- 今日も少しやれた
- 練習前に体を動かせた
- 練習後に何もしないで終わらなかった
このくらいで見た方がいいです。
親がやるべきなのは、
ストレッチの先生になることより、
後回しにされない流れを作ることです。
柔らかいことが正義ではない
ここも少し大事です。
柔軟というと、
「体が柔らかい方がいい」と思いやすいです。
もちろん、硬すぎるよりは動きやすい方がいいです。
でも、ただ柔らかければ全部解決するわけでもありません。
フルスイングファンでは、
柔軟を競うような考え方はあまりおすすめしません。
必要なのは、
- 野球の動きで困らないこと
- 張りすぎないこと
- 無理が積み上がりにくいこと
- 練習を続けられること
です。
だから、ベタっと開脚できるかどうかより、
動く前後で雑になりすぎていないか
の方が大事です。
まとめ|ストレッチ・柔軟は、派手ではないけどかなり大事です
少年野球のストレッチや柔軟は、
目立つ練習ではありません。
でも、
- 壊れにくくする
- 疲れを残しにくくする
- 練習前後の切り替えを作る
- 長く野球を続ける
という意味では、かなり大事です。
だからこそ、
- 完璧を目指しすぎない
- 長くやりすぎない
- よく使う場所を優先する
- 少しでも消えない形を作る
この考え方で十分です。
ストレッチや柔軟は、
上手い子だけがやるものではありません。
むしろ、
これからも野球を続けたい子ほど必要な土台です。



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